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杉並区の内科・緩和ケア内科・在宅診療専門クリニック

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訪問診療について

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通院が困難な方にも
医療をお届けしたい

多職種連携を大切にした医療を行います

さまざまな理由で通院が難しくなった方の「かかりつけ医」として、内科全般の診療に対応します。
悪性疾患をお持ちの方、終末期医療が必要な方もご対応いたしますのでご相談ください。

在宅療養患者さんへの医療提供内容の実績が認められ、2022年7月より『機能強化型在宅療養支援診療所』、2022年11月より『在宅緩和ケア充実診療所』の認可を受けました。患者様・ご家族様に対し、今まで以上に、より丁寧に寄り添った在宅生活の支援を行ってまいります。

機能強化型在宅療養支援診療所とは

24時間の連絡体制、往診体制、看護体制や緊急入院体制が整っていること、またお看取りについての報告や実績がある、などの厳しい基準をクリアした医療機関に認可される診療所のことです。

在宅緩和ケア充実診療所とは

機能強化型在宅療養支援診療所が一定の要件を満たした診療所のことです。
在宅緩和ケア充実診療所の要件は、下記のようになります。
(1) 機能強化型の在宅療養支援診療所又は在宅療養支援病院の届出を行っている。
(2) 過去 1 年間の緊急往診の実績を15件以上かつ在宅での看取りの実績を20件以上有する。
(3) 緩和ケア病棟又は在宅での1年間の看取り実績が 10件以上の保険医療機関において、3か月以上の勤務歴がある常勤の医師(在宅医療を担当する医師に限る。)がいる。
(4) 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに、患者が自ら注射によりオピオイド系鎮痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を過去1年間に2件以上有する。
(5)「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した緩和ケア研修会」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修会等」を修了している常勤の医師がいる。
(6) 院内等において、過去 1 年間の看取り実績及び十分な緩和ケアが受けられる旨の掲示をするなど、患者に対して必要な情報提供がなされている。

当院のサポート体制

定期的な訪問診療と緊急往診

定期的な訪問診療と緊急往診

患者さんの病状に合わせてスケジュールを決定します。決められたスケジュールに従って定期的にご自宅を訪問し、健康管理と診療を行います。悩みや困りごとがありましたら、どんなことでもご相談ください。
定期訪問日以外でも、急に体調が変化した場合は24時間対応いたします。電話での応対に加えて、必要時には往診する体制を整えております。

ご利用までの流れ

まずはお電話にてお問い合わせください

まずはお電話にて
お問い合わせください

お一人で医療機関に通院ができなくなったら、まずは当院までご連絡ください。医療機関やケアマネージャーさんなど、患者さんやご家族以外の方からのご相談やご質問にもお応えします。
※クリニック内で調整が必要な場合は、すぐにお応えできないことがあります。

TEL : 03-6304-3109

必要書類のご提出をお願いします

必要書類のご提出を
お願いします

在宅診療の導入を円滑に進めるためにも、通院している主治医から診療情報提供書をご用意いただいています。症状によっては、その他の書類が必要になる場合があります。

初回訪問

初回訪問

定期訪問のスケジュールや今後の治療方針について、患者さん・ご家族の皆さん・ケアマネージャーの方などとご相談いたします。
治療方針や治療計画に同意いただけましたら、訪問診療がスタートします。

定期訪問のスタート

定期訪問のスタート

患者さんお一人お一人に合わせたスケジュールに従って定期訪問いたします。

対応可能な医療処置

対応可能な医療処置
  • 医療用麻薬、PCAポンプを用いた疼痛管理
  • 腹水穿刺による苦痛症状の緩和
  • 在宅酸素療法
  • 点滴治療および中心静脈栄養の管理
  • 血液検査、尿検査
  • 創傷処置、褥瘡処置
  • 各種管理『尿道カテーテル、膀胱瘻、腎瘻、人工肛門、人工呼吸器、
    気管カニューレ、経管栄養(経鼻胃管・胃瘻)』

その他の処置につきましても、ご相談ください。

診療費用について

医療費の自己負担について

往診や訪問診療には健康保険が適用されます。
※診療報酬改正等により点数・名称等が変更される場合があります。最新の情報は厚生労働省HPにて告示されております。

症状や訪問頻度によって自己負担金が異なります。
別途、緊急往診や酸素療法、訪問看護、薬局への支払いが必要になります。

医療保険分の一般的な点数

在宅時医学総合管理料 1300〜5800点
(施設の場合、施設の基準等によりお値段が異なります)
訪問診療料 888点
(施設の場合、施設の基準等によりお値段が異なります)
往診料 720点
(休日、夜間や深夜の場合は加算があります)
特殊な医学管理を要する場合 2500点など
訪問看護師への情報提供 300点
当院の看護師による訪問看護 約580点
(点滴・血液検査等の保険分に応じた点数が加算されます)
初回訪問時にかかる点数 初診料(機能強化加算含む) 368点 往診料 720点
(他必要に応じて行った点滴等の保険分に応じた点数が加算されます)
介護保険分 ケアマネジャーへの診療報告等260〜1014単位(平均580単位)

医療費の自己負担額は、年齢・疾患の種類や保険の種類によって変わります。

初回
訪問
1割 入院中の医療機関で退院前のカンファレンス(病院と当院側と患者様との間で、病状の把握や退院後の生活に関する対応についての協議)に参加させていただくと1,500円(1割負担の場合。病状により1,700円。負担割合により自己負担額は変わります)の費用がかかることがあります。 1,000円
3割 3,000円
70歳
以上
1割 自己負担限度額は、高所得者(3割)は所得に応じた金額、一般(1割または2割)18,000円、住民税非課税世帯8,000円、低所得者8,000円となっております。 上記の点数の金額
2割 上記点数の2倍の金額
3割 上記の点数の3倍の金額(一定以上の所得の方)
69歳
以下
3割 一定額以上は高額医療制度による償還払いとなります。保険者(国民健康保険であれば市区町村、社会保険であればそれぞれの保険者)に申請することにより、限度額認定証の発行をうけることができる場合があります。限度額認定証があれば、医療機関での負担は限度額までとなります。 上記の点数の3倍の金額

およそーケ月の診察料は月2回の往診にて1割負担で月7,000円程度、3割負担で月20,000円程度となります。

重度心身障害・特定疾患(難病)・生活保護などで公費負担を受けている方はその適応を受けられます。一部負担金助成制度受給者証をお持ちの方は費用が減免されます。

交通費について

訪問診療・往診時の交通費はいただいておりません。
車でお伺いする際に、駐車スペースがなく、パーキング等を利用した際にはこの費用を実費で請求させていただいております。

ご精算について

ご精算について

基本的には料金収納会社を利用して、口座振替かコンビニ払いをお選びいただけます。